毛髪は一定の周期で生成と脱毛をくり返しています。これをヘアサイクルあるいは毛周期と呼び、4年から8年が1つの周期になっています。このヘアサイクルが何らかの要因で乱れると、薄毛などのトラブルを引き起こします。
ヘアサイクルは以下の3つの段階を繰り返していますが、この中で異常が起きると、どんどん乱れてしまいます。
・成長期
毛母細胞や毛乳頭の働きが活発になり、細胞分裂をくり返しながら毛髪が成長する時期です。
・退行期
毛乳頭と毛母が分かれて、毛髪の成長が止まります。この時期には、毛乳頭は萎縮し、毛母細胞の分裂はストップします。
・休止期
毛髪が抜け落ちるのと、新しい毛髪の生成が並行して起きる時期です。この時期には毛髪の成長は完全に止まります。
これら3つの段階の中で、通常は成長期に毛髪は硬さを増していきます。しかしヘアサイクルに異常をきたすと、毛髪は軟らかいまま抜けていきます。これが抜け毛や薄毛などの仕組みと言えます。
ヘアサイクルが乱れるのは、頭皮の血行が悪いことが原因の一つです。また、頭皮に汚れが溜まっているのも良くありません。
薄毛や抜け毛を防ぐには、頭皮を清潔に保ち、血行を良くすることが大切です。頭皮の状態が良ければ栄養も行き渡り、丈夫で健康な毛髪が生成されるのです。
ヘアサイクルの乱れを放っておくと、どんどん状態が悪化して薄毛も進行していきます。いったん乱れたヘアサイクルを正常にするのは大変なので、日頃からきちんとケアをしていくことが大切です。
